2014年度冬合宿越後駒ケ岳

2014年12月30日~1月3日の予定で越後駒ケ岳に行ってきました。
当初、計画を発表しても参加者がいなく、昨年も一緒に行った、野田、景稜の2人と友達になった地元魚沼郡の1人と
ならしの山の会2人の、総勢5人で行ってきました。
行く前の天気予報で、年末年始は10年に1度の悪天候になるとの警報がガンガン出ており、
行くメンバーもそう若くないので無理をせずに良く方針にしました。

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 ユピオに8時集合して、8:30頃に出発。

  大湯温泉の駒の湯に行く道のはずれより、スノーシュー   4人、ワカン1人で出発です。最初は雨でしたがだんだん雪に変わっていきますが、気温は2~3度と冬山にしてはかなり高く、ヤッケもザックもビショビショです。

 

 

 

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駒の湯まであと、2kmの看板

 

 

 

 

   

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駒の湯横のつり橋です。
  つり橋は、右端の10cmぐらいの板のみを残して後は撤 去されています。不安定に乗っている雪を落とします。
両端はしっかりと1mぐらい雪が乗っているので、そのままにします。ワイヤーをつかんでゆっくり渡ります。ここが1番に難所かも?

 

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 渡ったらいよいよ本格的なラッセルの開始。
雨のせいで昨年よりラッセルは少ないようです。

30日は、がんばって15:30頃までに栗の木の頭まで上がりました。風が強く、稜線の少しの雪庇の崩して、尾根の南東側へテントを張りました。10mも降りれば風が少なくなります。気温も相変わらず高く、湿雪です。テントを張って中に入って一安心です。全てビシャビシャです。それでも入山して、いつものように戸辺さん手つくりのチャーシューを食べて9時頃までゆっくりと夕食をいただきました。明日は、3時起床して、ここからアタックします。時間によりテンバをもっと安全な下まで下げる予定です。勝負は天候が悪化する前の明日と決めました。

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31日も気温は高い状況です。夕べはそれなりに雪が降ったようですが、少し寝坊して、準備して5:20頃に出発です。天候は雪ですが、小倉山直下の8:50に一瞬下界が見えました。

 

 

 

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もうすぐ小倉山山頂です。

 

 

 

 

 

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9:10頃に小倉山山頂に到着しました。
ここまで4時間かかりました。かかりすぎです。
今は、擬似晴天で、この後、10年に1度の寒気が入り大雪になることがわかっているのと、このペースでは、越後駒山頂までラッセルすると時間がかかり、テントに戻るまでに吹雪につかまるだろうと考えて無理をせずに、ここから戻ることにしました。

 

 

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11時頃にテンバに到着し、撤収しました。

 

 

 

 

 

 

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14:30頃に駒の湯まで戻ると擬似晴天の中、駒ケ岳が始めて見えました。
残念、山は逃げないのでまた、来よう。
ユピオには16時過ぎに戻りました。

以上

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