雲取山

「これより先、山梨県に入ります」と、バスの音声案内。

奥多摩駅からバスに乗り雲取山へのアプローチ、かなり遠いことに今更ながら気づかされました。9時30分、鴨沢バス停より歩き始める。千葉方面から公共の電車・バス利用の場合、どんなに朝早い電車に乗ってもこの時間になってしまいます。帰りのバスの時刻も限られているので、いつもよりシビアな時間管理が必要です。

林道わきに大きな案内板があり迷うことなく登山道へ。

前日の雨で少し柔らかな山道、適度な傾斜で足にやさしく歩きやすい。

新緑の世界へと突入。眩い光がキラキラと5月の風に舞う、今の季節ならではの爽やかさを身体いっぱいに感じます。

ブナ坂を過ぎると左手に富士山が見えてきました。全く期待もしていなかったのですが、やっぱりうれしい!今年は富士山が見られるチャンスに恵まれています。

快調に雲取山頂上へ。富士山はもちろん、山頂付近にまだ白い雪が残る南アルプスが良く見えました。

 

 

 

下山を始めてすぐ、懐かしい景色に遭遇。山の会に入って何年かしたころ、冬季、三峰から縦走した時に撮った写真の場所です。

時間に余裕ができたので午前中パスした七ツ石山にも登りました。山ツツジもひときわ美しく光っています。

登りの時見た新緑の世界を、下山では反対側から眺めるようにまっしぐら!

緑の輝きは一日中、山々を飛び跳ねていました。

 

 

 

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