折立〜高天原温泉〜水晶岳〜新穂高温泉 夏合宿

2018年夏合宿は読売新道をになりました。

水を抱えて読売新道を登る体力が無い私は、別働隊で温泉山行を楽しんできました。

 

8/11(土)

竹橋から折立まで夜行バス「まいにちアルペン号」で行きたかったのですが、思い立った日は既に満席。仕方なく富山で一泊して路線バスで折立に向かうことにしました。

前日は飲みすぎたためお昼頃に家を出て東京駅の新幹線ホームへ向かいます。さすがのお盆、指定席はグランクラスも含めて満席。暑い中ホームで待っている間に汗が滝のように流れてきます。

席には運良く座れましたが、立山連峰を眺められる進行方向左側ではなく、日本海を望む右側でした。

念の為翌日乗車予定の折立行バス時刻を検索してみたところ、「要予約」の文字が。てっきり予約はいらないと思っていました。焦って予約してみると1番便は満席でしたが2番便は2席だけ空いており、予約することができました。

富山では、しばらく会えないなまものを、という事で駅ナカの回転寿司を食べました。さすが富山、回転寿司のレベルが高いです(値段も)!

8/12(日)

早朝ホテルを出てバス乗り場へ。朝食無料でしたが、まだ時間前でいただけませんでした。

しばらく待つとシートベルトさえ付いていないボロボロのバスが到着。そこへでかいリュックやらヘルメットやら持った一行が乗り込んで行きます。

休憩を挟んで、途中有峰湖畔を通り過ぎ、休憩を挟んで2時間弱で折立到着。このあたりを昔、車で走って神秘的な場所だと感動したことがあります。

折立キャンプ場に水場はありますが、「生水は飲めません」の看板が。気にせず水筒に汲みます。

登山届ポストを探すも、太郎平小屋で提出してくださいだそうです。折立〜太郎平までは登山者も多いし遭難することも無いだろうってことでしょうか。

体力のない私は登りについてはコースタイムの倍で予定を考えていました。途中、アラレちゃん通り過ぎ。かなり休み休み歩いたはずなのに太郎小平にはコースタイム以下の時間で着いてしまいました。自分なかなか登れるじゃん←心の声!

太郎平小屋では可愛い女の子(中学生くらい?)と可愛い男の子(小学生くらい?)が「おいしいですよー」と生ビールを売っていたので、隣の山岳警備隊に登山届を出してから、早速一杯。男の子がサーブしてくれたのですが、とても美味しかったです。

太郎平小屋宿泊予定でしたが、テントセットも持ってきたので、薬師峠キャンプ場へ。2時くらいだったのですが、良い場所はほとんどうまってました。

小屋で夕飯を食べてビール飲んで18時くらいにテントに潜っていたら、トランスジャパンアルプスレースのトップの方が横を通過したようです。

8/13(月)

今日は朝から天気が悪く、太郎平から薬師沢を下ってる最中に雨が降り出しました。薬師沢山荘からは大東新道の予定ですが雨が降っていたら雲の平に登り返すことにして先を進みました。すると、薬師沢山荘に着いた頃には雨があがりました。一応、小屋の方に「大東新道の渡渉は登山靴で大丈夫ですか?」と聞くと問題ないとのこと。大東新道を進むことにしました。

大東新道の前半は楽チンの川沿い歩きでした。途中、川沿いでテントを張ってる方に声をかけられたので話をしてみると、釣行だそうで、すでに3泊してるとのこと。残念ながら沢屋が多くて魚(イワナ?)はあまり釣れない様子でした。あまりに暇だったのか、一緒にテン泊を誘われました。

大東新道の中盤は切り立った川沿いの岩を歩くところが何箇所かあり、少し怖かったです。途中、30台くらいの夫婦と中学生くらいの親子連れとすれ違いました。後から思えば、よくここまで来たなという感じです。

川沿いの岩場から尾根に上がるあたりから後半です。このあたりから大雨になりました。川沿いで大雨にならなかったことに安堵したのですが….

沢沿いの急勾配を登り、何本もの沢を横切るためのアップダウンの連続。心が折れそうになりながら、精神力だけで足を前に出していました。高天原峠に辿り着いた時には本当に嬉しかったです。

高天原峠から高天原山荘までは樹林帯の下り。楽チンですが、疲れた体には意外と長く感じました。山荘に着いた頃には雨もさらに強くなり、温泉は明日入ることにしました。でも、そんななか温泉に行く人もいて….せっかく温泉入ったのに雨のシャワーを浴びながら帰ってきました。

山荘の乾燥室にズボンを干している男性が、山荘の中をパンツでうろついていました。私もズボンを干したかったのですが流石に遠慮。でも、よく考えたら、混浴の温泉に入浴するために集まった客なんだから、気にしなければよかったな、と。

山荘の宿泊客は山屋だけでなく温泉マニアも。新婚の小屋番の妻に会いに来た男性もいました。話を聞くと千葉市出身、出身大学も同じで話がはずみました。

8/14(火)

今日は朝だけ快晴。温泉に入浴してから温泉沢に向かいました。小屋で水を汲むのを忘れたので、そのへんの沢の水を水筒に入れました。

温泉沢は水に入らない沢歩きと言った感じ。沢歩きと違い空も開けていて気持ちいい散歩でした。途中、たまたま尾根に上がる前に沢の水を水筒に汲みました。私は意識した訳ではなかったのですが、温泉沢の上を右に行っても左に行っても水場がないので、ここで汲むことをお勧めします。

が、温泉沢の沢歩きから尾根歩きへ変わった瞬間、心が折れました。始めは樹林帯の急登。次はガレ場の急登。足を前に踏み出しても、踏み出した以上に崩れる状態でした。

結局、コースタイム2時間半のところを5時間以上かけて温泉沢の頭に辿り着きました。ちなみに途中ですれ違った方は3人位、抜かされた方も同じくらいでした。あまり歩かれてないようです。

温泉沢の頭で赤牛に登ってきたと言う軽装の夫婦(?)と話しして、その方たちも私と同じく水晶小屋まで行くとのこと。だんだん天気が悪くなってきたので足早に水晶に登頂しました。軽装の夫婦は水晶手前の鞍部で休んでいました。そういえば、これが今回初のピークでした。

小屋につくと混雑で2人で1枚の布団とのこと。自分はシュラフを持ってるので、食堂で寝ていいか聞いたら、「不公平になるのでご遠慮ください」とのこと。いや、私と一緒に寝る人は一人で寝られるし、私も一人で寝られるし、誰も損しないじゃん、夜は食堂使わないらしいし….。自分以外が得をするのを嫌がる人がいるのかな。

混んでいるので、もちろん夕食は順番制。カレーの匂いをかぎながら順番待ちをしていると、お腹はどんどん空いていきます。結局、カレーを3皿食べてしまいました。隣の女性には「高校生食べ」と言われるしまう始末。

ところで、小屋に泊まると言っていた軽装の夫婦は、結局小屋には来ませんでした。一応、小屋の方に、こういう人と途中で会ったと伝えたのですが、その後どうなったのか心配です。

8/15(水)

今日も朝だけ快晴、鏡平山荘までの予定です。

途中ワリモ北分岐で雲の平への道を分け、鷲羽岳に向かいました。ここで、女性に「高校生食べの方ですよね?」と声を掛けられ、彼女は雲の平方面に向かいました。

三俣山荘でトレラン姿のカップルに出会い、話をしました。今朝、新穂高温泉を出てきて、鷲羽に登って、今日中に降りるとのこと。「槍日帰りとかする方いるらしいですねー」と話をしたら、彼の方がそういう方らしく。休憩含めてコースタイム6割くらいで走るらしいです。

このあたりからだんだん雲行きも怪しくなり、三俣山荘のテン場を抜けて三俣蓮華岳に向かいました。雨も降ってきて景色も見えない中、悩みに悩んで3県境である三俣蓮華岳に登頂。このあと双六岳の稜線を通るコースを予定していただのですが、「双六岳は百名山じゃないし、雨だし、巻道の方が楽だよ」と言う悪魔の声に惑わされて巻道経由を決定。

だんだん雨が強くなり、もう登山道が沢、いや、川状態になってきました。登りの崖は滝のようだし、道にはゴーゴー音をたてて水が流れているし。

夕方がせまり雨も強くなり心も折れ、今日は双六小屋に泊まることにしました。布団1枚に2人になるかもと言われ、テン泊にしました。

しかし夜中は風でテントが傾き吹き飛ばされそうになり、小屋泊まりにしなかったことを後悔しました。

8/16(木)

今日も朝から大雨。稜線のテン場は強風。停滞するか下山するかしばらく悩みましたが、下山することにしました。悩んだのでちょっと遅めの出発。新穂高温泉からのバスに乗り遅れても、ここでもう一泊するよりは、温泉旅館に泊まりたかったのも理由です。

大雨の中、下山始めました。景色は見えず、精神力だけで降りて行きます。途中の鏡平山荘で、もっと早い時間に降りなさい、危険を感じたら戻ってきなさい、と注意されつつ出発。

ここからしばらくの登山道は沢のようでした。沢歩きをしたことがなかったら降りられなかった思います。

しばらくそんな道を歩きながら、ふと、時計を見ると、下りだけにコースタイムの2/3〜半分の時間で降りていることに気が付きました。出発のときは、新穂高温泉からのバスに間に合うかのぎりぎりで温泉は諦めていました。しかし、人間はゲンキンなもの、温泉に入れるかもしれない希望が出てくると、更に足も速くなります。

コースタイムよりだいぶ少ない時間で舗装道路に到着。もう到着も近いと思いながら歩いたのですが、上高地のように道のりが長く感じられます。途中、わさび平小屋で数日ぶりの車(小屋の工事中)を見ました。

あとは歩くだけ。ようやく新穂高温泉のゲートに到着しました。思わずガッツポーズ。

その後は温泉入って酒買って松本行のバスに乗り、松本では蕎麦食べて酒買い足して、千葉行あずさで帰ってきました。

 

 

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