九鬼山 御前山 菊花山
ある低山フォトグラファーの方の12月のおすすめとして、御前山から菊花山が紹介されていました。そのコースに九鬼山を加えて歩くことにしました。
大月駅から富士急行に乗り変えます。たまたま乗ったのが機関車トーマスの描かれた列車、外観だけでなく車内のいたるところにキャラクターが描かれていました。中でもシートのデコレーションは秀逸、ここまで細かいパターンが再現できるのか、素晴らしい。
禾生(かせい)駅で降ります。この読み方、つい最近知りました。
少し歩いて落合橋から登山道へ向かいます。すぐ目に入ったのがレンガ造りの水路橋です。下山後確認したところ、都留市環境協会のホームページに「この橋は1世紀以上前の建設当時と同じように存在しています。現在の日本で今なお使われている数少ない建築物の1つです。」このあたり、まだまだ知らないことが沢山ありそう。
九鬼山へは2つのコース、右の杉山新道を歩きます。杉木立の登山道は、日が差し込まず冷え冷えと、とにかく寒い!
下山したら温かいうどんを食べたい、熱々ピザにワインも良いな、いやいやジャズをBGMに地酒でまったり。まだ歩き始めたばかりなのにもう下山後の妄想ばかりです。
振り向けば、大きな富士山が見えてきました。視界も開け、身体も温まったところで、九鬼山に到着です。樹木の間から富士山が望めます。
歩きやすい登山道です。軽いアップダウンの繰り返しから、どんどん下って行きます。こんなに下るということは、そうです、今度はその分登りが待っています。低山ながらなかなか歩きごたえがあります。馬立山に到着。すれちがったグループ、お互い持ってきた食材の話に花が咲いているようです。山ご飯は楽しみのひとつですね。
沢井沢の頭、5,6人のグループの方々、早くも楽しいランチタイムの様です。
秀麗冨獄十二景、十番の御前山に着きました。登り始めに食べることを考えていたせいではないでしょうが、岩稜の山頂でも食事をする方に出会いました。思考が食べることに向き、そんなシーンが真っ先に目に入るのでしょうね。
お約束の富士山です。
朝方の寒さもどこへやら、すっかりポカポカ陽気になりました。ぐんと登り詰め、今日の最後の山、菊花山に到着。360度、遮るもののない大展望です。百蔵山と扇山、そしてここでも、もちろん富士山です。予定通り3つの山頂から富士山が見られました。眼下には大月の街並みが見えます。足下が切れ落ち、ちょっと怖さを感じます。駆け降りるように一気に下山。大月駅には朝乗ったトーマスの車両がタイミング良く停車していました。
さて、どうしよう。でもやっぱりシメはこれかな。
肉きんぴら月見中盛吉田うどん