アカヤシオ咲く袈裟丸山へハイキング

2021年5月8日 折場登山口⇔小丸山⇔前袈裟丸山

 群馬県と栃木県の県境にそびえ立つ袈裟丸山へ登る。袈裟丸山は、前袈裟丸、後袈裟丸、中袈裟丸、奥袈裟丸の連山からなり、そのうちの前袈裟丸山を折場登山口からピストンした。稜線に出ると淡いピンクの色をつけたアカヤシオの花があちらこちらに咲き乱れ、目を楽しませてくれた。

■折場登山口~小丸山
 駐車場には朝6時半に着いたが、ほぼ満車状態、登山の準備をしてる間にも車が続々と来ていた。
 登山の準備を終え6時45分に出発、雑木林の中の整備された登山道を登る。新緑に覆われる前で、光が差し見通しは良く、木々の間から周辺の山々が見えた。30分ほど登ると左側に樹木が無く笹原に覆われた尾根に出る、ここから前袈裟丸山が綺麗に見える。尾根を登りつめ稜線に出てしばらく歩くと賽の河原分岐に着いた。稜線に出ると花を咲かせたアカヤシオが点々とあった。アカヤシオの花を楽しみながら、稜線のアップダウンを歩き小丸山に着いた。
 小丸山山頂にもアカヤシオが点在していたが、まだつぼみだった。山頂からの展望はよく、袈裟丸山の連山、庚申山、日光白根山が望めた。日差しは強く登っていると暑かったが、山頂で休んでいると、冷たい風がほてった体を冷ましてくれた。

    

■小丸山~前袈裟丸山
 小丸山山頂を下ると、広々とした鞍部に避難小屋がある。ドラム缶を縦半分に切って伏せて置いたような小屋で4人ぐらいは入れそう。避難小屋を過ぎたあたりから、腰の高さぐらいの笹の覆われるようになる。山道は笹が切り払われ踏み固められて歩きやすい。最後に樹林帯の急登を登りつめて前袈裟丸山山頂に到達した。山頂で記念撮影。山頂は広々としているが、周辺は木々に覆われ展望はあまりよくない。ここから後袈裟丸山への山道は通行止めとなっているが、その少し先に行くと眺望が良く、遠くに至仏山が見えた。
 山頂でゆっくり休憩してから、もと来た道を下山した。途中、賽の河原にある展望台に登り、富士山を示す標識の方向を見たが、富士山は見えなかった。
 折場登山口には12時40分に帰ってきた。約6時間の山行を終えた。

    

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