黒姫山、高妻~乙妻山、斑尾山
初日はあいにく朝9時から雨予報。高妻・乙妻山を翌日に延期して、降雨前に下りられる黒姫山に急遽変更。道々花を目に入れつつ、ひとまず往路はCT5割のハイペースでまず山頂へ。
帰路は足を止めて花と展望を楽しみながら。正面に、翌日登る高妻山。
古池周辺はニリンソウと水芭蕉の群落。降られる前に車に戻ると、予報通り9時から大雨に。天気予報当たるなぁ。
翌朝、心機一転、高妻~乙妻山へ。一不動まではニリンソウの群落に導かれるように大洞沢沿いを上がっていく。不動滝(画像右)までの一枚岩のトラバースは、一部鎖が切れていた。
昨日の雨でサンカヨウの花が半透明に。
沢を突き上げて稜線に出るころ、日も昇り一面の雲海が。
一不動の先はシラネアオイがちょうど満開を迎えていた。
一不動、二釈迦を経ると、黒姫山の奥に噴煙を上げる浅間山、その右手に八ヶ岳の展望。
三文珠、四普賢を超えると、戸隠連邦の奥に北アルプスが見え始める。
五地蔵、六弥勒を超えると、今度は焼山~火打山、妙高山の大展望。
七薬師、八観音を過ぎると夏道と雪道が交互に現れる。九勢至を過ぎて雪壁の登場。朝一番でトレースが無いので、アイゼン・ピッケルを出しステップを切って登っていく。
十阿弥陀の像を過ぎて山頂へ。背景に北アルプスの絶景。
乙妻山へ。切れ落ちた細尾根の急斜面から下向きに伸びる笹に薄~く付いた雪の、下り基調のトラバースが悩ましかった。そんな雪には恐ろしくて乗れないので、結果的に一人、尾根沿いの藪を突破して笑われる。
十一阿閦を超えると幸せな雪原。山頂ももうすぐ。
十二大日は雪の下で拝めず登頂。十三虚空蔵。
下りは六弥勒から弥勒尾根で。新緑の森を下り小川を渡り、出発点の戸隠牧場へ。
まだ13時だけど今日は十分頑張った!ということで、斑尾山は翌朝に。暑い日だったので結果的にそれは正解で、翌日、朝霧の出ているうちに1時間で走破。10時半には千葉に戻り、何事もなかったかのように週末を終えたのでした。
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