鎌倉アルプス 衣張山

北鎌倉で降りて 歩いてみませんか もう落ち葉が肩先に まつわりつきますよ

誰の歌だっただろうか、その歌詞をなぞるわけではありませんが、北鎌倉で降りて歩き出しました。明月院を右に見て進んでいきます。朝の日差しに白く輝く道を登って行きます。

高台というよりも、山の上の閑静な住宅地、しばらく進んだところが天園ハイキングコースの入り口です。

ひと登りすると、すぐ展望が開けてきました。眼下の鎌倉の街並み、相模湾から大島、伊豆半島の山々の眺望です。訪れる人も多い人気のコースだけに、良く整備されとても歩きやすい。今日はスニーカーで来ています。意外だったのは、大きな岩の塊がコースの随所に。そういえば鎌倉は、石や岩と深いつながりがあったことを思い出しました。

軽いアップダウンはあるものの快適なルートが続きます。

秋の澄んだ光が木々の葉を輝かせています。

富士山が空に浮かんでいるよう。

コースの終盤はは背丈のある樹々のトンネルを抜け瑞泉寺へと降りて行きます。

天園コースの後、永福寺跡から鎌倉最古の寺、杉本寺を経て衣張山へと向かいます。見事な地層が姿を現しました。

衣張山の山頂からはこの後歩いていく鎌倉の街が一望できました。一気に下ったところで気になる標識を見つけました。

鎌倉といえば切通しでしょう。迷わず名越切通へと歩みを進めます。途中、大切岸という石切り作業跡がありました。長さ800M以上続いているようです。

名越の切通に到着。当時の往来の要衝だったのでしょうね。歴史のロマンを感じる光景です。

さて、その後は鎌倉散策。以前から気になっていたある鎌倉武将の屋敷跡を訪れました。そして江ノ電に沿って歩いていくことに。起伏に富んだ鎌倉の谷地を切り裂くように、軌道は海岸へと伸びています。

脇道から海へと向かいます。江の島が見えてきた。今日のゴールにしましょうか。

島の最高峰?にも登りました。そろそろ帰りましょう。

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