雪洞訓練

昨年は半袖・ハーフパンツでフキノトウを摘みながらのお気楽ハイキング状態だったけれど、今年は完全に雪の世界。

最初から踏み跡が集中していたのでアイゼンは使わず、高度900m手前の鉄塔からピッケルだけ出しました。天神平に抜ける日帰り登山が多いためかステップの幅が大きくて、重装備では1歩がキツイ…。

薄曇りながら、白毛門の山頂が。二重稜線の雪洞ポイント。 雪は多いけれど、表面はシャーベット状で若干柔らかめ。
各駅停車で朝到着した千葉工大の学生たちも合流して、お隣同士で掘り進めます。
スノーソー登場。 年季の入った蛭Tさんのブロックと…
私(笑)。
3+2人工で3時間、立派な2軒長屋の完成です。
窓から、お隣さん。
ゆっくり時間をかけて食事をし、風の音も揺れも無い雪洞でぐっすり眠りました。

夜が明けると…しんしんと降り積もる…というか、吹きすさぶ雪・・・。積雪量20㎝ほど。 荷物を雪洞にデポし、雪除けのため入口を半分塞いで5:20出発。
1ピッチで鎖場に到着。行けるところまでと再出発した学生を見送り撤退です。残念なような、ホッとしたような。
風で往路の足跡も吹き消され、一面雪に覆われたブナの森。
お家の上からシリセードでただいまー♪
学生たちの雪上訓練、コンプレッションテスト(蛭Tさん命名:シャベルポンポンテスト)。
下山中、いっとき眩しいくらいに日が射しましたが、土合駅に着いたら地吹雪が。下りて正解でした。

この重装備を背負うのも今シーズン最後かと思うと、嬉…いや、さみしい。

思えば今シーズンの雪山は想定外に降られた馬蹄形で始まり、今回がラスト。近いようで遠いままの谷川岳山頂。来シーズンの宿題です♪ …待ちきれずグリーンシーズンに出没の予感(笑)

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