蓮華温泉と山スキー

2021年

4月3日(土)栂池高原スキー場~天狗原~白馬乗鞍岳~天狗原~振子沢~蓮華温泉

4月4日(日)蓮華温泉~角小屋峠~ウド川~木地屋

蓮華温泉宿泊スキーツアーに参加しました。ならしの山の会から2名が参加、神奈川の山岳会などの方も加わり、総勢7名です。新型コロナウイルスに対する緊急事態宣言が恐らく一時的に解除され、宿泊ツアーが決行されました。当然、マスクをする、部屋は少人数で四隅に散って会話、就寝するなど感染防止対策をしました。
集合場所の栂池高原スキー場の駐車場に深夜に着いて仮眠。朝7時に起き、8時30分始発のゴンドラに並びます。ゴンドラを降り臨時便のロープウェイに乗り継いで山頂駅へ、そこでスキーにシールを貼るなど準備を整えます。リーダーから注意事項と予定ルートの説明を受け、山スキーの開始です。
まずは天狗原まで登りをひたすら歩きます。気温が高くとにかく暑い、アウターを脱ぎシャツ1枚をになっても汗だくです。登りはじめは薄曇り、次第に雲が消え青空に、風も無く、天気に恵まれる。天狗原から雪で覆われた白馬乗鞍岳の山容が手に取るように見える。天気の良い機会は数少ないようで、ザックをデポし白馬乗鞍岳山頂を目指すことに。登りはきついですが、見渡すがぎり景色が良く、疲れを忘れさせてくれる。山頂にあるケルンまで行く。そして、山頂から天狗原まで豪快に滑って降りる。
天狗原から振子沢を下る、はじめは斜面を滑って楽しめが、やがて沢のトラバースとちょっとした登りがあり、スキーで進むのがきつかったが、なんとか蓮華温泉へ到着。脱衣所も塀もない解放感たっぷりの露天風呂に浸かり、缶ビールを飲んで、疲れが癒された。
2日目の早朝は曇り、ガスは無く見通しはいいが、今にでも雨が降りそう。林道からそれて沢を滑って下る、シールを再度貼って、林道へ登り返す。雨が降り始めた。角小屋峠への登りはこのコースの核心部といっていい、登るほど斜面は急になりスキーがなかなか前へ進まない、苦労して峠のピークに到達。角小屋峠からの滑降はあっという間に終わってしまったが、気持ち良く滑ることができた。
続いてウド川を下る、トラバース、少し登っては滑りがあり、それなりに楽しめた。最後は林道を途中ショートカットしながら下って木地屋に到着。ここでタクシーを30分ほど待って、待っている時間がいちばん寒かったがタクシーに乗って、栂池高原スキー場の駐車場まで戻った。

 

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