関八州見晴台

「新しいご本、 新しいかばんに。
新しい葉っぱ、 新しいえだに。
新しいお日さま、 新しい空に。・・・

ひょんなことから「関八州見晴台」の文字を目にし、早速出かけてみました。西武線武蔵横手駅からスタートです。あたたかい日が続いたせいか、今日はかなりひんやりと冷たく感じます。

歩き始めてすぐ、輝く緑の世界に飛び込みました。

その瞬間、このコース、好きになる予感です。

静かな林道を、五常の滝、北向地蔵、そしてスカリ山へと進みます。どこがスカリ山だったのか、気づかないうちに通り過ぎてしまいました。
芽吹きが爽やかで美しい!途中、奥武蔵のやわらかな展望を楽しみながら顔振峠へと向かいます。峠の少し手前は、ミツバツツジなど自然の花園が広がります。

特異な形状の武甲山が見えてきました。「源義経があまりの絶景に何度も振り返ったため、その際のお供があまりの急坂に顔を振りながら登った」他、名前の由来に諸説ある顔振峠です。

春霞ながら良い眺めですね。

林道の山吹に眼を休め、傘杉峠、花立松ノ峠へ。このコース、○○山と名の付く山は少ないのですが峠は次から次へと現れます。当然その前後はアップダウンの繰り返しです。

関八州見晴台に着きました。さすがにその名の通り360度の展望です。冬の晴れた日は大絶景でしょうね。さて、次もまたまた峠の山々?です。飯盛峠、ブナ峠、そしてツツジ山から刈場坂峠です。途中、何度か姿を見せてくれる桜の花に歩みを止め、ブナの芽吹きに魅入ってしまいます。

苅場坂峠も絶景ポイントのひとつですね。

さて、そろそろ峠巡りの「峠」を超えましょうか。

虚空蔵峠へ降り、旧正丸峠が本日最後の峠です。

沢筋の登山道では新緑に、山里の集落では花々に迎えられ

そして正丸峠駅へ。

う~ん、最後もやっぱり、峠の文字が付いてしまいましたね。

・・・新しい四月、 うれしい四月。」

「四月」 金子 みすゞ

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