• 2021.1.21
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新川を歩いて

からだはしずかだ

だがこころは うごく

詩人・谷川俊太郎の「あさ」の一節です。

その詩に込められた思いとは遠くかけ離れていますが、山に行けない状況、歩きたい、せめて近場でもとのんびり歩きです。

自宅から小一時間ほど歩き大和田排水機場、うーん、聞きなれない言葉。水位や水質改善に欠かせない施設のようです。この施設の向こう側が東京湾へと通じる花見川、手前が印旛沼へと続く新川になります。ここから印旛沼に向かってスタートです。ジョギング、自転車、そして釣り人の姿も多く見られます。早速、橋の下で盛んにルアーを投げ入れる姿が。

流域にはいくつもの橋が架かっています。特に村上橋には世界的な彫刻家・佐藤忠良氏の「太陽」と「緑」のブロンズ像がシンボル的な存在です。屋外彫刻は、見る時間や天候によっても印象が変わってきますね。

水鳥の動きを眺めていると、時間の経つのも忘れてしまいそうです。川縁にいた猫と睨めっこ、かなり野生的です。河津桜の咲きほこるこの道も今はひっそりとその時を待っています。

歩いても、歩いても、ほぼ同じような、同じような、同じような景色が続き、少し退屈になってきました。

支流に架かる橋の欄干、鮒と鯉をあしらった造形ですが、私には鯛焼きが頭に浮かんでしまいます。

そうこうしているうちに、やっと印旛沼に着きました。道はさらに続きますが、新川はここで終わりです。

沼の土手を歩き、佐倉ふるさと広場に到着です。オランダ風車がシンボル、周辺には季節によりチューリップ、向日葵、秋桜が咲きみだれます。

沼を後にし、金メダルコースを歩きます。里山沿いを京成電車がリズミカルな音を奏で、通り過ぎていきます。昨年話題になった崖の上の子ヤギ「ポニョ」が保護されたのもこの辺りですね。

少し離れた反対側の里山を歩くことにしました。

何処からともなく田舎の香りが漂ってきます。牛くんたちが食事中です。

道の角にあるから角屋、話には良く聞きますが、実際に遭遇したのは初めてです。住宅地を抜け、佐倉カントリー倶楽部を過ぎ、さらに里山沿いを歩きます。しばらく歩き、切り通しを抜けると再び田園風景が広がってきました。

田園沿いの道、どんなグループでしょうか、ユーモラス?ちょっとキモいかな。

千葉県は全国有数の畜産県、今度は立派なサイロのある畜産場です。牛は何処にいるのか、ちょっと姿は見えませんでした。

もう何十年も前から変わらぬ風景のようです。木の下の石碑の文字は風化して判読できませんでした。

その後、台地の上に伸びる道を進みます。江戸時代の義民・佐倉宗吾が祀られていることで有名な宗吾霊堂です。今までその慰霊ために創建されたと思っていましたが、実はそうではなく、時代は桓武天皇まで遡るようです。知らないということは恐ろしい、勉強になりました。

流石に疲れてきました。もう少し歩いて、歩いて、最後にやっと山にたどり着きました。山です、山!

標高30Mほどの成田山  新勝寺ですが・・・

自宅からおよそ40Km弱の行程でした。やっぱり傾斜のある土の上を歩きたいなぁ。

参道への途中にステーキ屋さんがありました。丑年のこの一年、

早く壁から抜け出して、尻上がりに良くなるといいですね。.

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