立岩~荒船山周回ハイキング

2021年5月4日 線ヶ滝登山口~立岩~行塚山~兜岩山~線ヶ滝登山口

 南牧村線ヶ滝から荒船山に登る。壁のような岩稜をもつ立岩に登り、そこから縦走して荒船山最高点の行塚山へ。行塚山から星尾峠に下り、兜岩山に寄ってから線ヶ滝に下山した。

■線ヶ滝登山口~立岩
 線ヶ滝の先にある路肩に車を停める。車8台は駐車できる。少し遅めの8時半に出発した。
 広々した樹林帯の尾根を登る、山道は踏み固められ歩きやすい。天気が良く気温も高くしばらく歩くとすぐに汗がでてきた、パーカーを脱ぎシャツ1枚になる。30分ほど登ると樹林の合間から立岩の岩壁が見えてきた、登山道はやがてルンゼ状のガレ場に続いた。ガレ場を登り、岩壁を巻き、東立岩と西立岩のコルに出る。コルから登山道をそれて東立岩の頂きに寄った、東立岩の岩壁の頂きから下を覗くと足がすくんだ。
        

■立岩~行塚山
 東立岩をいったん下り、西立岩に登る。西立岩からはこれから登る行塚山が望めた。西立岩の急坂を下り、高さ10mはある岩稜の鎖場を登りきると、その先にヤセ尾根が続いた。立岩を下りきるまでは危険な場所も多く、緊張感をもって通過した。立岩を越えるといったん岩稜は無くなり、雑木林の中のアップダウンが続き、行塚山山頂の直下へ。ガレた山道を直登して行塚山山頂に到達した。山頂は樹木に囲まれ展望はよくない、樹木の間からかろうじてローソク岩、兜岩山が見えた。
  

■行塚山~兜岩山
 行塚山山頂から星尾峠に下る、よく使われているルートのようで歩きやすい、数組の登山者とすれ違った。
 星尾峠から兜岩山を往復する。星尾峠からなだらかなアップダウンののち、急な坂を登り御岳山の分岐へ、いったん下って高さ10mほどの岩場を登ると御岳山園地がある。ここには2体の神像が祀られ、信仰の山との標識があった。御岳山園地からもとの分岐に戻り、坂を下るとローソク岩がまじかに見えてくる。ローソク岩の右側を巻いている登山道を抜け、田口峠への分岐を経て兜岩山山頂に着いた。山頂は雑木林の中で展望はなかった。
  

■兜岩山~線ヶ滝登山口
 兜岩山から星尾峠まで戻り、そこから線ヶ滝まで下山する。長尾峠からの下りははじめは沢沿いのルート、登山道が消失してるところが多数あり歩きにくい。1kmほど下ると分岐があり、地図ではどちらのコースも線ヶ滝に行ける。このまま沢沿いのルートを下るのは避けて、いったん沢から登るルートを選択した。分岐の先も登山道が流されているところがあり、踏跡が不明瞭なとこころはピンクリボンを頼りに歩いた。沢から離れると登山道がはっきりとしてきた、しばらく歩いて、威怒牟幾不動の分岐に着く。(いぬむき)不動は分岐から200mほど登った場所にあるが行かずして、線ヶ滝に下る。ここからは登山道も踏み固められ歩きやすかった。
 17時に線ヶ滝登山口に帰ってきた。
  

関連記事

コメントは利用できません。
ページ上部へ戻る