• 2020.1.7
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冬合宿・鋸岳

2019年末の冬合宿は、南アルプス北部・鋸岳。
角兵衛沢を登り、第一高点・第二高点を踏み熊ノ穴沢を下る1泊2日の登攀ルート。重装備でいったい何十mの懸垂下降をすることになるのやら…。

道路の崩壊で戸台大橋1.5㎞手前からのスタート。8時40分、気温-3℃、晴天。 堰堤を巻いたり川を渡渉したりしながらの、3時間の河原歩き。甲斐駒の白い稜線を見上げて鼻歌気分。針葉樹林帯を上がります。先行者の足跡なく、我々の独壇場です。
約10㎝の雪が付いたゴーロ帯。アイゼン・ピッケルなしで登れるけれど、足場は不安定だし崩れるしで歩きにくい…。大岩の基部はすぐ近くに見えるようで、重装備の身にはまだまだ……休憩!15時20分、大岩下の幕営スペースに到着。テントに入るのがもったいないロケーション! 少しですが水も出ていました。初下ろしのファイントラック冬張り。この1枚が増えただけで暖かく快適です。この笑顔! 周囲に誰もいない沢と雪の一夜は、いつにも増して賑やか。翌朝5時半、ヘッデンを点けてスタート。気温0℃と暖かく、昨日から一転、雪・暴風予報です。とりあえず全装備を持ち、角兵衛沢のコルを目指します。

パウダースノーの付いたガレ場をひたすら直登。足場が不安定だけどアイゼンを外すわけにもいかず、かといって雪の付いた所を選べば今度はまるで蟻地獄。1ピッチで標高100m強しか稼げません。

9時30分、角兵衛沢のコルに到着。第一高点へのルートを見上げようと岩伝いから離れると、暴風でとても立っていられません。残念ながら(!?)ここで撤退。下りが恐ろしいと内心憂慮しながら上がってきたのですが、帰りの足どりの軽いこと軽いこと! なんせシリセードでしたので(笑)。幕営地から4時間かけて登ってきた標高差500mを30分で下りてきました。

樹林帯の下りでは時折、鹿の鳴き声が聞こえてきます。動物たちは身ひとつで森の中を生き抜いてすごいなぁ。(装備重いなぁ…)

広い河原に下り、装備を解いてひと安心。心配していた雨も小降りでした。16時20分、日のあるうちに駐車場に到着。この1年、予定通りに登れない山行もあったけれど、そのどれもが糧となり、次の山行へと向かわせてくれました。CLラーさんいわく「今回は下見!」ということで、2020年の冬合宿でリベンジ(かも)! これ以上足が太くなるの嫌だけど、重装備に負けない筋力をつけなくっちゃ!!

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