外秩父ハイキング

東武線小川町駅より歩き始めます。街中は慎重に、気を付けないと迷走(正しくは歩きですが)しやすく道に迷います。と思っていながら、すでに当初の計画で最初に登るはずだった官ノ倉山へのアプローチが微妙にずれてしまいました。あっさりと官ノ倉山のピークはあきらめて2番目の山、笠山へ向かいます。早くも外秩父7峰の予定は6峰へと超お気楽に変更です。林道から笠山への登山道へ。再び林道に出ますが山里の雰囲気を楽しみながら進みます。標高837m、そこそこ高度感がありますね。林道から再び登山道へ。しばらく歩くと道が途中でとぎれとぎれ分断され踏み跡も不鮮明に。わざわざマイナールートを選んでしまったようです。道らしき踏み跡を見つけても作業道、もしくは道迷いと思しき踏み跡が次々と。迷い道くねくね、最後は強引に稜線めざし力技で本来の登山道に戻りました。ゆったりとした稜線は次第に細く、そして勾配もかなりきつくなります。その急登はしばらく続きやっと頂上へ。登りごたえたっぷりです。山頂からは上州方面の山々が一望できます。笠山峠に下り次は堂平山へ。振り返ると笠山のきれいな山容が、名前の由来が良くわかる形状ですね。堂平山の山頂では標識と観測所ドームを一緒に撮りました。いったん舗装道路を歩き剣が峰876mへ。本日の最高峰です。白石峠を経て定峰峠へ進みます。深い落ち葉のラッセルで気持ちの良いルートです。車の無い時代、人々は秩父へ向かうのにこの旧定峰峠を往来していたのかな。定峰峠からは今日の4座目大霧山へ向かいます。美しい杉も春先には悪者にされてしまいますね。笠山の上空には青い空を切り裂くようにすっと飛行機雲が伸びていきました。獅子岩の案内板。ライオンでなく獅子、よく見ると顔のディテールが、なるほど獅子ですね。大霧山の山頂には大きな犬を連れた方が。「犬、大丈夫ですか?」「ハイ、大丈夫です」実は私、犬は苦手。ダメですと言われても困りますよね。そんな私を犬の方が嫌がっているのか、威嚇するように唸っていました。早々に下山です。振り返って大霧山、秩父方面には雲がかかり始めました。粥仁田峠から二本木峠までは、牧場わきの舗装道路を進んで行きます。しばらくは牧場の香しい空気に身を包まれながら歩きます。昨年の大雨の被害でしょうか、道路が大きく崩壊していました。二本木峠から皇鈴山へ。このあたりの開放的な雰囲気は一番のおすすめです。本日最後の山、登谷山からは上州の山が一層近くに感じられます。一日お付き合いいただいたお日様も、そろそろお役御免と雲の中に。釜伏峠から寄居駅目指して最後の歩き。中間平から街並みがよく見えます。寄居駅、どのあたり?まだまだ遠い、アセアセ急坂を上ってくる自転車の高校生「こんにちは」の声、「こんにちは」すぐに声が出て良かった、、、

暗くなった街中で、スマホの時代に道を聞くのも憚れますが、電車の時刻を気にしつつ「駅はどちらですか?」「このまま真っすぐ、線路にぶつかったら左、すぐ駅の階段が見えるから」「ありがとうございます」足早に過行く私の背に、「また来てくださいね」「はーい、ありがとうございます!」ほっこり気持ちのエピローグ

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