日和田山~顔振峠
飯能駅より趣のある商店街を抜け、しばらく歩くともう天覧山への登り道。
山頂から丹沢の山並み、そして富士山を確認しそのまま高麗峠へ向かいます。一歩山道に入ると、車行き交う街道の喧騒とは別世界の静けさです。
時折聞こえる、ゴルフ場でプレーする人の声が、静寂ををいっそう際立てます。のんびり歩きには最適なコースです。
ゆったりと、登って下って高麗峠。そこから少し歩いて高麗川です。山羊を連れた散歩の方に出会いました。
ドレミファ橋、ぴょんぴょん飛び跳ねながら、ドレミファと歌いながら渡ったのが名前の由来だそうです。サウンド・オブ・ミュージックの世界だな。
巾着田の名前の由来、その形状を作った高麗川が大きく蛇行している場所です。巾着田をぬけていきます。500万本ほどの曼殊沙華の群生地とのこと。そのころまたゆっくり再訪しましょう。通り過ぎるだけではもったいないですね。これから登る日和田山のかわいらしい姿も見えます。おっと、見とれてばかりで写真撮ってないよ。
その日和田山、登る途中に低山にあるとは思えない大きな岩塊が現れました。ちょっと登ってみたくなる衝動が。
そういう人も多いのでしょうか。「登ってはいけません」との看板がしっかり立っていました。
その後の、急な岩場を登り終えると、日高市内を一望できる絶景ポイントです。そこから少し歩いて山頂へ。ここからも、もちろん良い眺めです。日和田山を後にして、高指山、物見山、そして鎌北湖へ向かいます。
ぐーんと降りて、その先にどんな景色が飛び込んでくるのかな。途中、宿谷滝に寄り道します。う~ん、一言でいえば「かわいらしい」。
折角なので沢沿いの遊歩道をぶらぶら歩き。ミニ奥入瀬渓谷散策気分、になれたかどうか。
鎌北湖に着きました。湖面が見えるはずなのに、場所が違う?なんと改修工事のため水をすべて抜いていました。水のない湖、それはそれでレアな光景です。あ~ぁ、疲れがどっと出ましたね。とりあえず顔振峠まで行きましょう。
顔振峠でぼんやり景色を眺めます。今日の富士山は健気にもまだ姿を見せていました。
当初の計画ではここから黒山三滝まで行く予定でしたが、今日はここでおしまい。
くねくね歩いて、東吾野駅到着。「特急に乗りますか?すぐ、来ますよ」「えっ?特急止まります?」「今日は臨時停車です」ジャーン♬
初めて乗った特急ラビュー。車内はイエロー基調の斬新なカラーリング。ちょっぴり優雅に、ささやかリッチ。
ワンコインで乗れるって、コスパ高いゾ。