雪どけの花とブロッケン! 谷川主脈縦走

昨年の緊急事態宣言で1年越しとなった平標山~谷川岳。残雪のリスクが減り梅雨入りするまでの合間を狙い、土曜午前に出勤後いざ出発!

土合駅に車をデポして湯沢駅へ。地下ホームまで462段、「モグラ駅」のネーミングに納得!

渋滞に巻き込まれず予定より早い電車に乗れたので、日のあるうちに林道を進むことに。平元新道登山口近くにビバーク適地がありました。

道々摘んできたタラの芽を夕食に、今日はここで前泊です。

翌朝、朝靄のかかった涼しい森の中を主稜線まで詰めていきます。ウォーミングアップにはちょうど良い、整備の行き届いた路です。

平標山の家で各自3~5ℓ給水させてもらいました。ありがたい!!

山頂まで続くたおやかな路。

平標山・仙ノ倉山を越えると登山者はほぼ皆無に。晴れたりガスがかかったり。

エビス大黒ノ頭を越え、毛渡乗越までぐーんと高度を下げてからが花の見頃でした。少し時期が早かったかな。

万太郎山・大障子ノ頭・小障子ノ頭と登り返すうちに、靄から霧、そして霧雨に。13:30、オジカ沢ノ頭避難小屋に到着。下山もできる時間だけど、翌日は寒気に覆われて稜線でも晴天が見込めると判断し天幕。

翌朝、期待通りの快晴! 画像右奥の苗場山の手前から歩いてきました。こんな景色だったんだ(笑)

鎖場の残雪は消えていました。

これから登る谷川岳が朝日で眩しい!

足元の花も楽しみつつ、山頂へと高度を上げていきます。

6時半、誰もいない静かなトマの耳。振り向くとブロッケンが!

苗場山から巻機山、越後三山、平ヶ岳、燧ケ岳とよく見えています。春合宿で登った景鶴山も。

登山指導センター発信の「頂上直下100~200mの残雪の直登」。下ります。留守本部のT浦さんに「荷物になるけど、この時期お守りに忘れないで」と助言いただいたアイゼン、軽に変えちゃったけど大活躍。

天神尾根・田尻尾根の下りは、これまで見なかった初春の花たちがたくさん。

最後は白毛門とロープウェイを見上げながらの林道歩き。帰りはコシアブラを摘みながらテクテクと。この時期の林道歩きはけっこう好きかも(笑)

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