日光白根山

土曜出勤後に出発・翌日日帰りできて、標高差1500m以上、厳冬期に登ったことがあり雪崩のリスクを予見できる山――日光白根山を選択。

朝5時すぎ。キツツキのドラミングに木々を見上げながら湯元温泉街を抜けて行くと、なんだか見慣れない塊が…猿でした。道路には鹿の姿も。

一面霧に包まれて、気温は終始7~4℃。暑くもなく寒くもなく、急登を行くのにちょうど良い。ワカンを使うほどの踏み抜きもなく(?)、外山、前白根山へと高度を上げていく。

避難小屋まで一旦下りダケカンバの林を抜けると、山頂稜線まで標高差200m分の直登。雪の緩み始めにこの斜度、下りが心配だなぁ。

岩の露出した山頂周辺。タイミングよく薄陽が射し、風もなくて暖かい。おやつを広げて、しばし休憩。

帰路、懸念していた山頂稜線からの直降下・トラバースで、軽アイゼンのY成さんがスリップ。咄嗟の滑落停止で6~7mで止まったけど、一歩一歩に神経を使う。樹林帯の上まで戻れば斜度も緩み、ひと安心。ちょうど霧が晴れて、左手に五色沼の姿が。

ダケカンバの林から小屋の正面へ、スノーハイク気分でショートカット。

前白根までの登り返しで振り返ると、ほんの一瞬、山頂がお目見え。ご褒美でしょうか。毛勝三山に向けて最後のトレーニングでした。

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