岳連 雪上訓練
毎年恒例の岳連芝倉沢での雪上訓練です。
例年より一週早い為、とても雪の多い雪訓でした。
いつものテン場への道もたくさん雪があります。
山菜の芽も出始めますが、まだ小さいものも多くなかなか出会えない。
すれ違う人たちは皆山菜目当て・・・
途中いつもだと2箇所の渡渉も、まだ時期が早い為4箇所ほど渡渉することに。
朝雨も降っていて水量も多く、少しビビリ過ぎて手を借りるが、こればっかりは慣れも必要と感じる。
早々にいつものテント場に到着し、テント設営して雪上訓練へ。
旧道へ上がって芝倉沢の上流へ向かう。
途中、いつもだとブロック雪崩の残骸の雪壁になっているという沢筋も今年は・・・
きれいに登山道が現れています。
山頂は霞がかっていますが、
この上のほうからのブロック雪崩が落ちるのは
これからなのでしょうか・・・。
訓練中も遠くで崩れる音がしていました。
訓練はこの先の斜面にて。
今回は贅沢にもマンツーマンです。
アイゼン無し雪上歩行、ピッケル・雪上での技術諸々・・・
やはりこういったものは知識としてはもちろん、実践が大切だと感じました。
講習していて風も変わり、雪も緩んでる状況もあったので、アイゼン歩行と滑落停止等は場所を移動します。
今年は雪も多く、芝倉沢沿いの雪渓をずっと降りてテン場までいけました。
しかし、今日の雪は滑落停止が・・・停止できない!(笑)
練習不足は否めません。
ピッケルの刺し方はもちろんですが、道具の違いも実感。
来年に向けて縦走用のピッケルも買おうと心に誓いました。そして、定期的な訓練も。。。
夜は山菜を存分に味わい、今回は少人数でしたが素敵な宴となりました。
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翌日は朝から晴天!
ビーコンの練習をして、実験的な新しい道具も試して(ダメだったけど)、
改めてビーコンの性能のよさに感激。使いこなすことの重要性もしかり。
知識だけでなく、定期的に実線練習をつんでいくことの重要性を
改めて実感した雪上訓練でした。